2015/03/05

東芝 Dynabook Satellite L630-06s China













またまたChinaです。しかもソフトウェアトラブルなので困りました。

パソコンの物理修理なら言語は関係ありませんが、ソフトは困ります。

留学生のお客様なのでパソコンが使えないと困るでしょうし、

ご予算も限度がありますし、

日本語も殆ど分からないし…。

基本的には日本語と英語バージョンであれば、パッパと出来ますが、

中国語OSに中国語ソフトに見たことの無い中国語のアドウェア…。

その上HDDには不良セクタ多数。

そしてご本人が適当に操作して現状が把握できないし、

日本語で説明できない。

そしてお客様はウイグル人。

日本語の分かる知人が日本語学校の先生しか居ないとの事で、

しかもその先生は付き添いを拒否されたとの事。


作業は倍以上になりそうですが、格安料金で何とかしてあげようと奮闘しました。








デバイス名もさっぱり分かりません…。

調べながらで何とかしましたけど。

HDDも予算都合もあり中古HDDに交換。(それでも赤字ですよ)

頑張って説明しましたが、元々パソコンの知識が全く無い様子のお客様に日本語も

分からないので意志の疎通は不可能でした。

職務上ではトラブルの原因になるので、「言葉が通じない方」「説明を聞けない方」等は

サービス自体をお断りしています。


しかしあのウイグルから留学しに来ていて、とても困っている様子を放ってはおけない。

もちろん「なぜ周囲に付き添う人が居ないのか?」「そんな状況なら困らないように

基本を少しは勉強してからパソコンを使う」などツッコむところは満載ですが、

何とかしてあげたいと思ったのです。


が、しかし思いは全く通じて無く、おもいきり値切られました。

日本語学校に授業料を百万円以上支払わなければいけないので、半額にしてくれと…。

3日も作業してお弁当代です。日本語学校に電話して値切りなさいと伝えました。

あっちは助成金たっぷりでボッタク…まぁいいんですけど。


とにかく利己的な本能に従順な好青年でした。


こんな事してたら私は本当に餓死しますので、これからは断りたいですね。

と言いながら何回目でしょうか?

この周辺は外国の方も多いので、やはり又受けてしまうのでしょうか…。